小型吸着式

 

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超低露点エアードライヤー:QDシリーズ

 

QDシリーズの特長

  • 二筒吸着式のエアードライヤー。
  • 自己再生方式でノーメンテ。
  • 大気圧露点が−50℃、−75℃の乾燥エアーを連続供給可能。
  • 吸着剤の交換は不要で、窒素ガスの代用としても使用可能。
  • 油分やゴミ用のミストクリーナーやクリーンフィルター付き。
  • 露点計量証明書付き。
  • 50L/min以上の製作可能。

 

クリーンドライエアー(CDA)が必要な際にご検討ください。

 

※性能向上のため設計変更しています。外形寸法の変更はありません。

■二筒交互吸着式のエアードライヤーです。

■自己再生方式で吸着剤交換もほぼ不要でメンテナンスフリーです。

■大気圧露点-50℃、-75℃の乾燥エアーを長時間連続供給することが可能です。

 クリーンドライエアー(CDA)が必要な際に最適です。

■手軽に高乾燥度のドライエアーが得られますので窒素ガスの代用としての使用

 可能です。

■コンパクトなので研究室や実験室での使用に最適です。

■標準タイプの他に大型機種として50L/min以上も製作可能です。

 

■QDシリーズのフローチャート

※出口配管について 出口配管は、ステンレス、ふっ素樹脂、銅のいずれかの材質のものを使用して

 ください。出口配管に便利なフッ素樹脂 (PFA)製のコイルチューブはこちらをご覧ください。

 

※低露点について

 この製品に関しましては「-50℃や-75℃の冷たい空気が得られるのか」という

 質問を良くいただきますがこの-50℃や-75℃は露点温度という意味で露点温度

 が低いほど、水蒸気量(水分量)が少ない(乾燥している)ということです。

 冷たい空気は得られませんのでご了承ください。

 

■飽和水蒸気量

温 度(℃)

0

-5

-10

-15

-20

-25

-30

-35

水蒸気量

(g/m3

4.84

3.24

2.14

1.39

0.882

0.551

0.338

0.203

 

温 度(℃)

-40

-45

-50

-55

-60

-65

-70

-75

水蒸気量

(g/m3

0.119

0.0681

0.0381

0.0207

0.0109

0.0056

0.00277

0.00133

 

■QDシリーズの仕様

※QD30-50は、出口流量30L/minの準標準品です。

 製作品として、50L/mim以上の製作も可能 です。詳細はお問合わせください。

※この製品は、自己再生方式のためエアーパージがあります。コンプレッサーの流量が足りない

   場合には、コンプレッサーが回りっぱなしになり故障の原因となります。

   機種選定の際は、再生流量の項目もご覧いただき、全体的に余裕を持ったコンプレッサーとの

   組み合わせをお願いします。

形 式

QD10-50

QD10-75

QD20-50

QD20-75

QD30-50

大気圧露点

-50℃

-75℃

-50℃

-75℃

-50℃

出口流量(/min)

10L

10L

20L

20L

30L

再生流量(/min)

3L

10L

5L

20L

10L

消費エアー流量

(/min)

13L以上

20L以上

25L以上

40L以上

40L以上

入口空気圧力

0.4MPa(フィルターレギュレーターで設定)

出口空気圧力

0.05MPa

入口空気温度範囲

10℃〜50℃

周囲温度範囲

5〜28℃

再生方式

自己再生方式

再生サイクル

30sec

吸着剤

モレキュラーシーブ

電 源

単相AC100V 50/60Hz

消費電力

1W

接続口径

入口:Φ6ワンタッチ継手 / 出口:Φ6締付継手

※どちらも外すとRc1/4(メネジ)

外径寸法

W380×D300×H595(mm)

乾燥質量

約12.5kg

※QD10-75、QD20-75につきまして、校正室での計測では-75℃の大気圧露点に到達しますが

 設置場所の周囲環境等によって、-65℃前後の大気圧露点にしか到達しない場合があります。

 

■低騒音パッケージコンプレッサー・AR-200と組み合わせ

※-50℃の低露点エアーを1分間当たり10リットル供給する接続例です。

 QD10-75やQD20-**以上を使用する場合には、余裕を持ったコンプレッサーとの

 組み合わせをご検討ください。

 

   

※グローブボックス内に乾燥空気を            ※「QD10-50」の大気圧露点を弊社の

 送るような使用も可能です。                       ハンディータイプ露点計で計測を

 グローブボックスは弊社では取り                 したところ -64.2℃ でした。

 扱っておりません。             ハンディータイプ露点計:S505J−2

 

※グローブボックスの乾燥度を上げる際には、少量ずつでもずっと乾燥エアーを

 送り続けることが必要となります。使用する直前に乾燥エアーを送り始めても

 グローブボックス内の乾燥度はすぐには上がりません。

 

■参考資料:コンプレッサーの出力に対する概算吐出量

※出口流量と再生流量をあわせた流量が確保できるコンプレッサーが必要となります。

   下記の表を参照して、なるべく余裕のあるコンプレッサーの選定をしてください。

出 力

0.1kW

0.2kW

0.4kW

0.75kW

1.5kW

2.2kW

3.7kW

5.5kW

7.5kW

吐出量

10L/min

20L/min

40L/min

80L/min

160L/min

240L/min

400L/min

580L/min

800L/min

 

■QDシリーズ外形寸法

 

 

-100℃tdまで計測できる圧力露点計もあります!

 

 

 


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